観劇やらライブやら本やらCDやらの感想を好き勝手に。

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ブードゥー

 昨日は映画を観てから観劇に行く予定だったのですが、映画が潰れたため観劇のみになりました。
 電動夏子安置システム小原雄平さんが客演しているということでね。下北まで。

 Oi-SCALE 【ブードゥー】

 2010年11月12日(金)~17日(水)
 下北沢 駅前劇場
 前売り3500円/当日3800円

 救急車に轢かれた男が入院することになった大部屋の話。
 そこには死のうとした人やもうすぐ死ぬ人たちが、死にそうにも無い軽さで生きていた。
 入院するにあたって、男は社会から隔離されることに焦りを覚えていた。同室の患者たちとそれなりに楽しくコミュニケーションをとっていても、焦りは消えない。
 検査入院と言われていたが、いつまで経っても検査が終わる気配がない。やがて男は、自分は病に犯されているのではないかと不安を覚える。
 そして。
 数日後、男は病気で死んだ。
 しかし翌朝、男は生きていた。自分の隣のベッドにいた人間の人生を受け継いで。

 ざっくり内容書いても多分伝わってないな、私、これ。
 詳しく書こうと思ったけど、上手く伝えられそうにないのでやめときます(笑)

 なんとも奇妙な話でした。死んだはずの男が次に目覚めた場所は隣のベッド。そこに元々寝ていた患者になるっていうわけじゃないんだけど、まぁでも、それに近い感じ。患者の妻が、男の妻になってるしね。
 でも、名前も人格も見た目も変わってるわけじゃない。だから、元々そこに寝ていた患者の人生を「引き継ぐ」っていう言い方が一番しっくり来るかな。
 そうして男が死ぬたびに、男の隣にいた患者がいなくなり、男がその人生を受け継いでいく。それは、病室に男以外の患者がなくなるまで続く。 (男のベッドの位置が死ぬたびにずれていくので、男の隣には必ず患者が居る)

 勿論、男は自分が死ぬ瞬間を何度も経験する。
 凄い恐怖だよね。自分が死ぬという恐怖と、そのことで自分の代わりにに誰かが死んでしまうという恐怖。しかしそれも最後の方では麻痺してしまったように見えたけれども。どうなんだろう。
 恐怖といえば。男が目覚めた時、そのベッドに寝ていた患者は死んだと言う話を他の患者から聞くのですが、次の瞬間には男以外の全員が、亡くなった患者のことを忘れてしまうっていうのが、見てて怖かったですね。存在自体がなかったことになってる。それも、一呼吸置いてからじゃなく。亡くなった患者の話をずっと続けているのに、突然「で、そいつ誰?」と言われる。……ほんと、その瞬間が怖かったです。

 しかしまぁ、病室の患者達に表面的な悲壮感はなかったんですよね。その軽さってが逆に哀しくもあったのだけれど。
 自分の死を受け入れたのか諦めたのかは知らないけれど、すぐそこにある死というものを知ってしまったからこそのものに見えたし。から元気、みたいな。ちょっと違うけど。

 笑えるシーンも沢山あったんですよ。言葉遊びみたいな言い回しとか、色々ね。
 ほんとに、声を上げて爆笑っていうシーンも沢山あった。

 けど、最後はしっかりと泣かせてくれた。いや、私は泣きませんでしたが(笑)
 考えさせられることが多かったんですよ。セリフ一つ一つに。それがなんかほんと、胸に痛かったな。

 心情を細かに説明せず、結末もはっきりとはさせなかった(何故男が何度も生き返ったのかなど)ので、逆に真剣に見ることが出来たかなと。あれこれ考えながら、役者のちょっとしたセリフや表情を逃さないように気をつけながら。
 あっという間に2時間(?)経ったなという印象がありました。


 私のお目当ての小原さんですが、なんていうかもう、ね。凄く恰好良かった。重くなってしまいそうなセリフをさらりと言っていて、それが逆に心に染みた。
 最後に自分がもう長くないことを知った上で、見舞いに来ている弟にあれこれいうのだけれど、それがね、ほんとに。優しさ以外の、なんていうかなぁ、温かさがあったんですよね。
 ほんとにかっこよかったです。
 それ以外のね、患者さんたちでワイワイやってるシーンなんかは凄く可愛かったんですけどね(笑)


 というわけで、支離滅裂になってしまったけれども。
 おわる。

 公演は水曜日までやってます。


 Oi-SCALE【ブードゥー】特設サイト:http://www.oi-scale.com/oiweb/discografy/voodoo/index.html
 小原雄平さんのブログ:おしょすぃ
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